出棺時の挨拶
喪主・遺族の挨拶
喪主が妻の場合
皆様、本日はお寒いところご多用中にもかかわらず、夫○○○○の葬儀、ならびに告別式にご会葬くださいまして、ありがとうございました。
また、たくさんの方にご丁寧にお見送りいただき、厚く御礼申しあげます。
生前のご厚情を亡き○○に代わりまして心からお礼申しあげますとともに、○○亡き後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申しあげます。
本日は、まことにありがとうございました。
喪主が妻の場合(組合葬)
ご会葬の皆様、本日は夫○○○○のために組合葬を執行していただきまして、まことにありがとうございました。
このように雨天のところ多数ご参列いただき、故人もさぞ喜んでいることでしょう。
央が工場で事故に遭い、病院に運び込まれましてから、昏睡から覚醒することだけを強く祈っておりましたが、思いかなわず、私ども家族が見守る中を眠るように逝きました。
今後は残された家族一同、力をあわせて生き抜くつもりでございます。
私ども家族に対しましても、夫の生前と変わらぬお付き合いのほどをお願い申しあげます。
本日は、まことにありがとうございました。
喪主が妻の場合(神式)
皆様、本日はこのようにお暑い中を夫○○の葬場祭並びに告別式にご参列いただき、まことにありがとうございました。
故人の御霊もさぞかし喜んでいることと存じます。
故人はこの道一筋の頑固な人でした。
その頑固を通せたのもひとえに皆様のお力添えの賜物と深く感謝いたしております。
あらためて、ここに皆様方のご厚情に感謝申しあげ、また入院中に故人に賜りましたお見舞いに御礼申しあげます。
皆様、今後とも夫亡き後も変わらぬご厚誼をいただけますようお願い申しあげます。
本日は、まことにありがとうございました。
喪主が夫の場合(キリスト教式)
皆様、本日はお忙しい中を妻○○の告別式にご参列くださいまして、ありがとうございました。
妻は、一年半前に発病、○○病院に入院し、毎日のように我が家に帰りたいと言っておりましたが、ついに主のみもとへと旅立ちました。
思えば長い療養生活でございました。
その間皆様からいただきましたお見舞いや励ましの言葉は故人にとりまして、どんなにかうれしかったことでございましょう。
ここにあらためて、皆様から生前いただきましたご厚誼に対しまして、厚く御礼申しあげます。
まことにありがとうございました。
喪主が父の場合(早世)
本日は、長女○○の告別式に、お忙しい中をご会葬くださいまして、まことにありがとうございます。
娘の生前中、皆様方にひとかたならぬご指導、ご厚情を賜りましたことは、父といたしまして、大変うれしく、深く感謝申しあげます。
また、○○の入院中には、ご丁寧にお見舞いいただきまして、ありがとうございました。
故人に代わりまして、御礼申しあげます。
20歳で逝ってしまうとは、あまりに若いとも思いますが、18歳のときに入院して以来、今日という日が来ることは、予想がついておりました。
親としては、なすべきことをなし、本人も20年の生涯に学ぶことを学んで、天に昇っていったのですから、これも天命と思うしかありません。
大勢の方にお見送りいただき、○○もさぞかし喜んでいることでしょう。
本日は、まことにありがとうございました。
喪主が父の場合(事故死)
本日は、私の長男○○の葬儀、並びに告別式に際しまして、お忙しいところを多数ご会葬くださいまして、ありがとうございました。
故人の生前中には、ひとかたならぬご厚誼にあずかりまして、深く感謝いたしております。
交通事故で病院に運ばれてから、わずか3日の命でございましたが、その間、多くの方からお見舞いをいただきまして、ありがとうございました。
厚く御礼を申しあげます。
○○は、享年17歳でございました。
信号無視の車の巻き添えに遭う悲運に、すべてを失うこととなりました。
これも天命と思うしかありません。
おかげさまで、告別式も無事とり行うことができました。
皆様のご協力のおかげでございます。厚く御礼申しあげます。
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火葬場へ移動する
火葬場へは遺族、近親者、ごく親しい人が同行します。
参列の流れ
同行する人
火葬場へは、遺族、近親者の他、故人とごく親しい人が同行します。
あらかじめ同行をお願いした人以外でも、当日同行を申し出る人がいればいっしょに行ってもらいましょう。
火葬場へは、霊柩車を先頭にして行きます。
霊柩車には棺と運転手と葬儀社の人が乗ります。
喪主と遺族代表は、霊柩車に続くお供車に乗ります。
このとき、喪主は位牌を持ち、遺族代表が遺影を持ちます。
火葬場へ同行してもらう僧侶には、喪主と同じ車に乗ってもらいます。
ただし、最近は、僧侶が白家用車で火葬場に行かれることも増えてきていますので、車の手配については事前に確認しておきましょう。
喪主の後の車には、遺族、近親者、友人など、血縁の深い者から順に乗っていきます。
霊柩車のうしろにはハイヤーが続き、さらにマイクロバスとすることが多いようです。
後に残る人は
後に残って火葬場からの遺骨を迎える場所では、遺骨を迎える準備と精進落としの準備をします。
帰ってくる人たちのために清めの水と塩の準備もしておきましょう。
持っていくもの
火葬場に持っていくものは、まず火葬許可書です。
これがなければ火葬ができないので、必ず持参します。
一般的に、事前に葬儀社の人に預けておいて、持っていってもらい、火葬場で渡してもらいます。
火葬には一時間ほどかかるので、同行者は控え室で待ちます。
その間、茶菓や軽食などが必要です。
火葬場で用意できるかどうか、葬儀社に確かめて、世話役の人などに手配してもらいましょう。
火葬場の係員の人に渡す心づけも持参しておきましょう。
係員には火葬の前に渡しますが、金額は3000~5000円程度が一般的です。
その他の、霊柩車やハイヤー、マイクロバスの運転手には火葬場を出発する前か、帰ってきてから渡します。
金額は火葬場の係員と同じくらいでよいでしょう。
火葬だけ依頼するときに
火葬だけ依頼する。そんなシンプルな形であるほど、葬儀社の良し悪しがわかるといいます。
ガンでご主人を亡くされた田中さん(仮名)は「火葬だけ」をすることにしました。
特に知っている葬儀社もなかったので、偶然病院の霊安室にいた葬儀社に任せることにしました。
そこで、自宅へ向かう搬送車の中で「火葬だけだと費用はどのくらいかかりますか」と聞いてみたところ、葬儀社は「火葬するだけなら30万くらいかね。祭壇を飾らないような仕事は本当なら請けないのだよ」などといい、まともな対応をしてくれなかったそうです。
自宅で遺体にドライアイスの処置をした後も、費用やその後の流れの説明もいっさいせずに帰ってしまいました。
火葬する日どりや費用のことなど、何もわからず不安なまま、田中さんはポツンと家に残されてしまったのです。
結局、間に詳しい人が入り、その葬儀社に見積書を出させ、費用をつめて家族だけの火葬までを終えることができました。
普段なら、こんなひどい対応をする葬儀社にそのままお願いすることなど考えられません。
ですが、身内が亡くなったという動揺と非日常の状況では、必要以上に萎縮し、正常な判断ができにくくなります。
田中さんも「お金にならない仕事をお願いしたのだから仕方ない」と、何も言えずにいたのでした。
このようにぞんざいに扱われないためには、ろくに話も聞かないうちから、病院の葬儀社にすべてを依頼するのは避けましょう。
まずは「搬送だけ」してもらい、「故人の遺志で火葬だけを希望しています」とキッパリ言ってみること。
その対応を見ながら、見積もりをいただけますか、と言っておきます。
葬儀社に対しては、質問をぶつけたとき、どんな受け答えをするかなどで対応を見極め、気持ちよく仕事をしてくれる葬儀社を選びましょう。